「大那」を醸す阿久津社長(提供写真)

生酛造り純米大吟醸「大那 蜂龍舎」とラベル(左)(提供写真)

屋号の言われが書かれた文書(提供写真)

慶応2年に創業した菊の里酒造=大田原市(提供写真)

「大那」を醸す阿久津社長(提供写真) 生酛造り純米大吟醸「大那 蜂龍舎」とラベル(左)(提供写真) 屋号の言われが書かれた文書(提供写真) 慶応2年に創業した菊の里酒造=大田原市(提供写真)

 日本酒「大那」の菊の里酒造(大田原市片府田、阿久津信(あくつまこと)社長)は19日、創業当初の屋号を冠した純米大吟醸「大那 蜂龍舎(ほうりゅうしゃ)」の先行販売を、新商品宣伝サイト「Makuake(マクアケ)」で始めた。伝統技法、選び抜かれた原料米で造った大那の最高峰商品を出すことでブランド価値の向上を図る。

 慶応2(1866)年創業時の屋号「蜂龍舎」の蜂は「(人を)刺す」、龍は「(人を)のむ」を意味する。江戸期に「杯をさし、酒をのむ」という洒落(しゃれ)をきかせた蜂と龍の大杯が流行した。