陣痛時は防水シートを敷いて対応する24時間営業の大山タクシー

 出産時や産後の安心につなげようと小山市は今月、「妊産婦タクシー利用助成事業」を開始した。出産に伴う入退院や産婦健康診査の受診時などに利用したタクシー料金を助成する。市は本年度当初予算で5百万円を計上し、「妊娠・出産期から切れ目のない子ども・子育て支援に力を入れていく」としている。妊産婦を対象としたタクシー利用の助成は県内自治体では初めて。

 対象は親子(母子)健康手帳の交付を受けていて、タクシー利用時と申請時に市内に住所を有する人。限度額は1度の妊娠につき4万円。