【宇都宮】特許などの知的財産権を所有している市内企業を紹介する企画展が18日まで、市東図書館で開かれている。11日に東日本大震災から14年を迎えるのに合わせ、市内企業3社が開発した災害時に役立つアイデア防災グッズを展示している。
ものづくりと知的財産について興味を持ってもらおうと、毎年開催している企画展。今回は防災をテーマに(1)地震を感知すると自動的に電気を遮断する感震式ブレーカー(2)寝袋や防災頭巾などを装備し、水に浮く防災リュック(3)土の中で袋ごと分解される災害用携帯トイレ-といった、市内企業3社が開発した防災グッズを紹介している。
9日は午後2時から、災害用携帯トイレを開発した企業による「災害時のトイレ問題」と題した防災講座が行われる。受講無料。先着40人。同トイレのサンプルが贈られる。前日までに申し込む。(問)同館028・638・5614。