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 色鮮やかなボタンを一足早く室内で楽しめる「日光街道今市宿 牡丹(ぼたん)室内庭園」が28日、日光市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で始まった。6日まで。

室内庭園を彩る大輪のボタン=28日午前10時50分、日光市今市
室内庭園を彩る大輪のボタン=28日午前10時50分、日光市今市

 日光市観光協会が、地元愛好家でつくる「今市牡丹愛好会」の協力を受けて開いている。13回目となる今年は、日光杉並木街道が植樹400周年を迎えることから「悠久の歴史を彩る日光路」をテーマにした。

 木材のオブジェを杉並木の木漏れ日に見立てた会場には赤や白など約70種、約250鉢を展示。「黄冠」は人気色の黄色で香りが強め、「島錦」は赤と白のしま模様が特徴だ。

 同会の川瀬邦夫(かわせくにお)会長(87)は「コンディションも良く満足してもらえると思う」。同協会今市支部の福田浩之(ふくだひろゆき)支部長(48)も「会場の周辺を周遊し、今市の風情も楽しんでもらえれば」と話していた。