もちをつく地域の人たち

 大田原市の乙連沢(おとれざわ)地域環境保全会は24日、地元公民館で「もちつき・地域絆交流会」を開き、子どもからお年寄りまで約300人が触れ合った。

 ダンスやカラオケなどが行われる中、120キロのもち米を地域の人たちがつき、訪れた人はきな粉もちなどとして味わった。

 交流会は新型コロナウイルス禍から復活し2年目。「人のつながりが薄れている。伝統行事にしたい」と保全会の渡辺幸一(わたなべこういち)代表(77)。粘り強く取り組み、地域の未来が伸びるよう願った。