17日投開票の知事選に向け、障害者や高齢者らの円滑な投票をサポートしようと、手助けしてほしいことを書いて伝える「投票支援カード」の活用が県内の投票所で広がっている。投票しやすい環境作りが狙いで、10月の衆院選などを機に県内の10市町が導入。文字やイラストで書かれた質問や要望を指さしで伝える「コミュニケーションボード」は、6市町で取り入れている。選挙管理委員会や障害者側からは「不安が解消されるはず」などと、よりスムーズな対応への改善に期待する声が聞かれた。