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 今年が創業100周年の往年のオートバイメーカー「目黒製作所(メグロ)」の愛好家らが集う「第4回メグロ・キャノンボール那須烏山」が3日、栃木県那須烏山市金井2丁目の山あげ会館で行われ、新旧メグロ138台を含むバイク383台が市内をパレードした。

多くの観客に見守られ山あげ会館を出発するメグロ愛好家ら=3日午後0時30分、那須烏山市金井2丁目、磯真奈美撮影
多くの観客に見守られ山あげ会館を出発するメグロ愛好家ら=3日午後0時30分、那須烏山市金井2丁目、磯真奈美撮影

 1964年に現在の川崎重工業に吸収される前のメグロの工場が戦中の44年、東京から市内に疎開し、戦後まで稼働した縁で2021年に始まったイベント。参加者は市内約13キロをパレードし節目に花を添えた。

 福島県会津美里町、自動車整備士白井和輝(しらいかずき)さん(28)はメグロ「S3」で初参加し、「メグロの愛好家と一緒に走れて、一員になれたようで最高に楽しかった」と笑顔を見せた。