【茂木】今年から道の駅もてぎの加工品などに使用するようになった山形県朝日町のリンゴの販売会が11月3日午前11時半から、同道の駅で開かれる。同道の駅では夏に行う福島県国見町の桃の販売会が好評で、今回初めて道の駅間で交流がある朝日町のリンゴ販売会を企画した。

 茂木町内に数軒あったリンゴ農家だが、昨年までに全て廃業。それまでは町内産リンゴが直売所に並び、併せてバウムクーヘンやアイスクリームなどの加工品にも使われていた。今年、新たな供給先を探す中、古口達也(こぐちたつや)町長の橋渡しで朝日町に白羽の矢が立った。

 山形県中央部にある人口約6千人の朝日町は100年以上の栽培実績があるリンゴが特産品。今回は「道の駅あさひまち」が、甘く、果汁が多い主力品種「シナノすい~と」の4個前後入り(650円)を中心に販売する。

 道の駅もてぎの手作りアイスクリーム売り場前で販売し、売り切れ次第終了。道の駅あさひまちを運営する「りんごの森」の川口幸男(かわぐちさちお)代表取締役ら4人が、商品を直接持ち込み販売する。