第41回真岡井頭マラソン大会が13日、真岡市下籠谷の井頭公園を発着点に開かれ、市内外の約1700人が絶好の秋晴れの下、各部門で健脚を競った。
子どもからシニアまで、2、4、10キロの距離や男女、年代別の15部門が設けられた。各ランナーは勝負を競ったり、記録に挑んだり、自分のペースで進んだりしながら、それぞれのレースに汗を流した。
ボストンマラソン優勝、世界陸上日本代表などの経歴を誇る川内優輝(かわうちゆうき)さん(37)がゲストランナー。驚異的な大会出場回数でも知られる川内さんだけに、複数の部門に出場し、ゴールしては次のスタートラインに立って走るという余裕を見せ、力走を通じた交流で会場を盛り上げた。
2キロ親子の部優勝の埼玉県春日部市粕壁東、公務員時田崇(ときたたかし)さん(39)、小学4年莉夏(りか)さん(10)は「けんかしながら2人で毎日特訓してきたので、本番は楽しんで走りました。1位を狙っていたのでうれしい」と声をそろえた。