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 日光市小佐越の観光農園「日光花いちもんめ」で色とりどりのダリアの花が見頃を迎え、訪れる人を楽しませている。

大輪の花が咲き誇るダリア園=10日午前11時20分、日光市小佐越
大輪の花が咲き誇るダリア園=10日午前11時20分、日光市小佐越

 同園では400種以上、約2300株のダリアが栽培されている。石川正夫(いしかわまさお)園長(79)によると、ダリアは涼しくなるにつれて花が鮮やかになるが、今年は猛暑の影響もあり、例年よりやや遅れて色づき始め、10月末まで見頃が続くという。

 
 

 10日も午前から観光客が来園し、花をじっくり眺めたり、携帯電話で写真を撮ったりしていた。宇都宮市戸祭台、無職武田虎雄(たけだとらお)さん(84)は「これだけの数のダリアを一斉に見られたのは初めて。珍しい品種もあって本当に美しい」と笑顔で話した。