自民党総裁選の投開票を翌日に控えた26日、初めて総裁選に挑んでいる茂木敏充(もてぎとしみつ)幹事長は自身の国会事務所で、選挙対策本部の幹部らに「(議員票を)さらに1票でも積み増しできるよう頑張るしかない」と呼びかけた。
選対幹部らの打ち合わせで、選対本部長の梶山弘志(かじやまひろし)幹事長代行、新藤義孝(しんどうよしたか)経済再生担当相ら計8人が参加した。冒頭のみ報道陣に公開した。
茂木氏は、陣営による交流サイト(SNS)での発信などを挙げ「浸透している。皆さんに活動してもらった結果が、党員投票に表れるよう期待したい」と話した。
党員投票の投函(とうかん)期限が過ぎ、各陣営が照準を定める議員票に関しては「かなり積み上がってきている。明日にかけては(陣営間で)お互い攻防になる」と述べた。