12月に100歳を迎える上三川町上三川の上野(うえの)マサさん(99)の長寿を祝い、福田富一(ふくだとみかず)知事が18日、町役場を訪れ、上野さんに祝意を伝えた。
上野さんは9人兄弟の7番目で、30年以上にわたり短歌と書をたしなみ、作品は町の文化祭などに出展するほどの腕前。散歩や運動も欠かさず、毎朝の納豆と70年作り続けた自家製の梅干しを食べることが健康の秘訣(ひけつ)という。
福田知事は「長寿は県民の誇りであり、健康でいることは私たちのお手本になります。短歌や書を楽しみながら、いつまでも長生きして作品を作り続けてください」と話しかけた。上野さんは「嫌いな物は何もなく、毎日食事もおいしく頂いています。今でも自分のことは自分でやります」と笑顔で答えた。
同席した星野光利(ほしのみつとし)町長も「登庁する際、元気で散歩している姿をよく拝見します。私たちも元気をもらい、町を代表してお祝いします」と話していた。