昨年4月の栃木県の小山市議選(定数28)で次点候補と1票差で最下位当選した片山照美(かたやまてるみ)氏(67)が、県選挙管理委員会による票の再点検で当選無効とされた裁決を支持した今年3月の東京高裁判決を巡り、最高裁第2小法廷(三浦守(みうらまもる)裁判長)は2日までに、高裁判決を違憲とした片山氏側の上告を棄却した。決定は30日付。片山氏は市議を失職となった。市選管は近く選挙会を開き、次点とされた荒井覚(あらいさとる)氏(61)の当選を決定する。
最下位当選の市議失職 小山市議選の当選無効訴訟、最高裁が上告棄却
2024/9/2