【那須烏山】JR東日本はカワサキモータース(兵庫県明石市)と協力し、往年のオートバイメーカー「目黒製作所(メグロ)」をテーマとした初めてのコラボレーションイベントを9月1日から始める。創業地近くの東京・目黒駅と、戦中戦後に工場があり「メグロの聖地」ともされる市の烏山駅を巡る企画や展示などのさまざまなイベントを展開し、観光周遊の促進を図る。30日まで。
「メグロゆかりの地スタンプラリー」と題した企画は、烏山線の宝積寺と烏山、山手線の目黒と目白の4駅で実施。専用の台紙に各駅の「駅スタンプ」を集め、金井2丁目の山あげ会館で提示すると、先着500個限定でJR東日本とカワサキのコラボ限定キーホルダーが無料でもらえる。
同会館では、宝積寺と烏山の県内2駅のスタンプのみでも、カラーリングなどでメグロを意識したカワサキのバイク「MEGURO S1」と東北新幹線などで使われる車両「E5系」をあしらった限定カード千枚を先着順で配布する。
目黒駅では、同駅やメグロの歴史をパネルや写真で振り返る展示イベントなども行っている。JR東日本の担当者は「電車とバイクの異色のコラボ企画。ぜひ電車に乗って、『目黒』と『メグロ』を堪能してほしい」と呼びかけている。
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