「西側は大谷まで持っていきたい。将来、東武鉄道にもつなげたい」。7月末、宇都宮市中心部の西地域コミュニティセンター。佐藤栄一(さとうえいいち)市長は市民を前に、次世代型路面電車(LRT)の展望を力強く語った。
市はJR宇都宮駅の東西に延ばしたLRTを軸としたまちづくりを目指す。駅西側の開業目標は2030年代前半。延伸に必要な事業特許を25年度内に国に申請するため、事業計画の具体的な検討を進めている。
LRT開業から1年。活況を呈する東側の変貌ぶりで、西側延伸とその波及効果に市民の関心が集まる。
■バス再編促す
関心事の一つに、大通りの空間配分の行方がある。「車線は減らすが、バスも車も通れる。駅東と同じ」。佐藤市長は大通りのイメージをこう強調した。
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