盆踊りを楽しむ参加者たち

 【那須塩原】大正時代から続く「第107回市盆踊り大会」がこのほど2日間にわたり黒磯小校庭で開かれた。地元の小中学生をはじめ18団体約360人が参加し、風物詩を楽しんだ。

 夏の思い出にしてほしいと、黒磯地区自治会長会などでつくる実行委員会が毎年開催している。初日は高校生までの子どもの部、2日目は年齢を問わない一般の部が行われ、地域住民らは浴衣や体操服姿で参加。黒磯お囃子(はやし)保存会の演奏に合わせて、櫓(やぐら)の周りを踊り歩いた。

 民生委員など15人が踊りの上手さなどから採点し、両日とも黒磯北中バレーボール部が優勝した。

 同部3年黒澤麻唯(くろさわまゆ)さん(14)は「出だしで動きがずれないよう、前の人の足を見ながら踊ることを心がけた。また参加したい」と笑顔を浮かべた。