【那珂川】幕末の浮世絵界で最大流派だった「歌川派」の代表格で、共に1797(寛政9)年生まれの歌川広重(うたがわひろしげ)と歌川国芳(うたがわくによし)の画業を対比させた特別展の後期が9月8日まで、町馬頭広重美術館で開かれている。広重は風景画、国芳は武者絵で著名だが、それらの他に美人画なども含めた59点を展示。同館は「それぞれの得意分野以外からも2人の特徴を比較して楽しんでほしい」と呼びかけている。
同館によると、広重は15歳、国芳は12歳でそれぞれ歌川派の別の師匠に学んだ。同年生まれの2人でも作風が異なることに注目し、今回の特別展を企画した。2人に焦点を当てた展示は同館で初めて。
残り:約 458文字/全文:763文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く