【大田原】「芭蕉(ばしょう)の里くろばね夏まつり」(同実行委員会主催)が15日、黒羽向町の那珂川河川公園で開かれ、県内外から訪れた約2万人(主催者発表)が打ち上げ花火や屋台などを楽しんだ。
お盆の時期に開かれる黒羽地区の恒例行事。約80店の屋台が並んだほか、黒羽太鼓保存会による演奏や大田原ふるさと大使のシンガー・ソングライター清水孝宏(しみずたかひろ)さんによるライブも行われ、会場を盛り上げた。
夜には約6千発の花火が打ち上げられ、色鮮やかな光が月夜を彩った。友人と訪れた若草中3年中山伊織(なかやまいおり)さん(14)は「最後のスターマインがすごかった。友達との会話も弾み良い思い出になった」と笑顔だった。
黒羽商工会長で実行委の郡司昌尚(ぐんじまさなお)委員長は「今回は打ち上げ花火を多くして遠くからでも楽しめるよう工夫した。天気も良く多くの人に楽しんでいただけた」と話した。