地域住民らを楽しませているヒマワリ

 【那珂川】町地域おこし協力隊の富山、須藤(すどう)ゆうさん(41)が地域住民らと整備した同所の田畑で、ヒマワリが見頃を迎えている。

 須藤さんは「食と農」をテーマとして協力隊活動を進めている。休耕地で栽培したヒマワリの種から油を作ることを目指しており、今年は同所の民有地計約6900平方メートルを借り、ヒマワリの種をまいた。

 2日に開花し始め、12日現在、6~7割程度が太陽に向かって咲き誇り、地域住民らを楽しませている。今月末ごろまで楽しめる見込み。

 須藤さんは咲き終わったヒマワリから9月ごろに種を取り、秋に油を採取する予定で「種を取るのに人手が必要。興味のある方は協力してもらえるとありがたい」と呼びかけている。

 ヒマワリ畑の現場は武茂郵便局西側の那珂川沿い。富山と那須烏山市谷浅見(やあざみ)に架かる富谷橋から見下ろせる。