【那珂川】全国有数の天然アユの遡上(そじょう)量を誇る那珂川の小川の河川敷で11日、お盆時季の恒例行事「那珂川 鮎(あゆ)のつかみ取り2024」が行われた。
馬頭小川ロータリークラブなどでつくる「那珂川の鮎を活用した内水面活性化及び地域活性化協議会」が主催し、今年が8回目。河川内に特設した縦50メートル、横20メートルの大いけすと、未就学児用の直径3・6メートルのプール8個に計約3500匹のアユと計約20匹のウナギを放った。
県内外から約2300人が訪れ、子どもも大人も必死にアユを追い、水しぶきを上げていた。家族と訪れた宇都宮市鶴田町、大金快成(おおがねかいせい)ちゃん(2)は「魚は怖かった。水遊びは楽しかった」と笑顔を見せた。