【栃木】市は9日の市議会議員研究会で、延べ床面積1500平方メートル以上の民間屋内遊戯施設を利用する市内の未就学児と保護者に対し、10月から利用料金の半額相当を助成する方針を明らかにした。4月に大平町下皆川にオープンした「こどもっちパーク栃木おおひら」が対象となる。市が整備を中止した屋内型遊戯施設に代わる施設として、子育て支援に有効と判断した。
市は2016年度から旧下都賀総合病院跡地に子どもの遊び場整備を進めていたが、19年の台風19号の影響で計画を白紙とした。同等の施設である同パークの進出を受け、重複を避けるため整備事業を中止した。
計画時の概算工事費約12億円、年間運営費約4千万円が浮いた一方、同パークは市が整備した場合の利用者負担に比べ、利用料が割高となっている。これまでの経緯や施設の現状から市は公益性があると判断し、利用者支援を決めた。
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