【真岡】真岡どろんこバレーボール大会が4日、二宮運動場前特設会場で開かれ、市内外32チームが田んぼの恵みに感謝しながら泥まみれの熱戦を展開した。
参加が抽選になるほどの人気で、1チーム5人が予選リーグと決勝トーナメントで競った。田んぼを模した会場だけに、水とぬかるみに足を取られる試合展開が必至で、選手はボールに飛び込んだり、声をかけ合ったりしながら勝利を目指した。
仮装部門もあり、動きに不利なのを承知でゲームのキャラクターなどにふんした選手が奮闘するたび、笑いと拍手が湧いた。
市内に工場がある千住金属工業総務課の金田真典(かねだまさのり)さん(44)は全身赤タイツと顔面日の丸ペイントで挑んだ。「泥にまみれると童心に帰れる。パリ五輪を意識して、会社と日本を背負う気持ちで頑張ってます」と汗を拭った。
大会は市青少年クラブ協議会が主催し17回目。