【壬生】ボランティア団体「町の貧困問題を考える会みぶほたる」は4日、本丸1丁目の城址(じょうし)公園ホールで「夏休み子ども食堂」を開き、近隣の家族連れでにぎわった。
地域住民に運営を体験してもらい、子ども食堂などの活動を始めるきっかけを提供しようと開催。大同生命厚生事業団シニアボランティア活動事業の助成を活用した。運営側には約40人が参加。1食100円のカレーライスの提供をはじめ、駄菓子屋やボードゲームなどのスペースも設けた。
藤井小2年長穂乃佳(ちょうほのか)さん(7)は「(以前開かれた)子ども食堂が楽しかったので参加した。カレーがとてもおいしかった」。同団体の小椋理香子(おぐらりかこ)さん(63)は「町で子どもの居場所づくりをしたいと考える人々を後押しできたら」と話した。