舘野崇泰氏

 2003年に町議に初当選。昨年、政治活動を始めて20年を迎えた。この間、町議を5期務めたほか、県議選にも2度挑戦した。そして、「ゆくゆくは町長を目指したいと思っていた」と話す。

 公約にはJR野木駅周辺への道の駅の整備や学校給食の無料化、介護職への特別手当創設などを掲げる。

 02年には精神障害者を支援するNPO法人「みらい」を立ち上げ、現在も職員として活動を続ける。「これはライフワークとして取り組んでいくつもり」と力を込める。

 尊敬する県人のひとりとして、栃木市出身の小説家山本有三(やまもとゆうぞう)を挙げる。「代表作品の『路傍の石』に出てくる『たったひとりしかいない自分を…』というフレーズは、民主主義の根幹の部分だと思っている」

 趣味は映画鑑賞や野球観戦。「映画は洋画が中心。野球はアンチ巨人」と笑う。自らの性格は「石橋をたたいて渡るタイプ」と分析する。

 佐川野に母、姉らと4人暮らし。