昨年秋ごろ、ある新聞記事を目にして非常に驚いた。現職が5期目を目指すという記事だったからだ。理由は「後任が見つからなかった」「新型コロナでやり残しがある」だという。
町の人口は2万4千人。後任が見つからないのはおかしくないか。
やり残しがあるというのも、夏休みが終わるまであと数日なのに「宿題が終わっていない」という小中高生と同じではないか。もうそろそろいいのではないか。そういうことで私は、町長選の立候補を決めた。
町の良いところを残しながら変えていき、持続可能な形にし、若い世代が「住んで良かった」と思える町にしたい。
例えば空き農地を有効活用し、「野木にはこういうものがある」というものをつくりたい。それが雇用を生み、町の財政にプラスになれば人口減も止まるかもしれないし、町が活性化するのではないか。
【お断り】伏木氏の要旨は第一声後の取材も加味しました。
【略歴】元県職員(産業技術センター県南技術支援センター主任研究員)。東京都立大大学院修了。野木町丸林。