喜連川神社の急階段を昇るみこし

 【さくら】喜連川神社の天王祭が27日、開かれた。

 同神社から午前10時に下ろされたみこし。渡御は夕方から始まり、喜連川の中心街を練り歩いた。

 午後11時ごろ、白張(しらはり)と呼ばれる担ぎ手たちが同神社の急階段を昇る「お上がり」に臨むと、熱気も最高潮に。大勢の見物人たちが拍手喝采する中で、祭りは佳境を迎えた。

 動画撮影する女性は「(夫は)後輩の若い衆が参加すると聞き、まだまだ負けじとみこしを担いでいます」と話し、途中の雨も気にせずに伝統行事を楽しんでいた。