【小山】バスケットボールB1宇都宮ブレックスの選手らが県内各地で子どもたちに技術指導する「ブレックス・クリニックキャラバン」が27日、市体育館で始まった。
栃木銀行の協賛で、未来のバスケットボール選手育成や子どもたちと選手との交流が目的。今年で13回目となり、大田原や宇都宮、足利など5会場でも来月中に順次実施する。
今年の初回となるこの日は、市内や下野市のミニバスケットボールチームに所属する小学6年生55人が参加。ブレックスの高島紳司(たかしましんじ)選手(23)やスクールコーチから攻撃の応用的技術を中心に指導を受けた。
子どもたちは高島選手から「練習なので失敗を恐れず取り組もう」などとアドバイスを受け、ドリブルからシュートにつなげる動きを練習し、3対3のミニゲームを楽しんだ。イベント後には特製Tシャツが贈られ、高島選手によるサイン会や撮影会も行われた。
東城南小6年岩木駿兵(いわきしゅんぺい)さん(12)は「自分の知らないプレーを教えてもらえてよかった。1試合20点取れるように頑張り、将来はプロ選手を目指したい」と話していた。