真剣な表情でかんぴょうむきを体験する子ども

 【下野】市内の生産量が日本一とされるかんぴょうの魅力を伝える「第11回かんぴょうまつり」が20日、下古山のグリムの森・グリムの館で開かれ、大勢の家族連れなどでにぎわった。

 祭りはかんぴょうのPRと消費拡大を図ることが目的。小学生が参加した、かんぴょうの原料となるユウガオの実を削る「かんぴょうむき体験」や「ジャンボふくべコンテスト」、アユのつかみ取り、保育園の発表会、フラダンス、おはやしなどが行われた。

 かんぴょうむき体験には坂村哲也(さかむらてつや)市長も参加。子どもたちは農家などの指導を受けながら上手にかんぴょうむきを行った。国分寺小3年稲葉啓介(いなばけいすけ)さん(8)は「かんきょうむきは楽しかった。かんぴょう巻きやかんぴょう汁は大好きです」と話していた。