小江戸とちぎ祭りの舞台を盛り上げたバンド演奏とよさこい

 【栃木】大通りに約50の屋台が並び、お笑い芸人や歌手が舞台で盛り上げる「小江戸とちぎ祭り」が6日、市中心部で開かれ、県内外から訪れた多くの来場者でにぎわった。

 日本青年会議所(JC)関東地区協議会による第72回関東地区大会とちぎ大会の一環で、栃木JCが企画した。通行止めにした蔵の街大通りには、ビールや唐揚げ、金魚すくいなどの屋台が並び、浴衣姿の家族連れが飲食や縁日を楽しんでいた。

 午後6時ごろ、雨が上がったとちぎ山車会館前広場の舞台では、市民団体などによる演技がスタート。国学院栃木高書道部が夏をイメージした書道パフォーマンスを披露したほか、よさこいチーム「蔵っこ」が踊りで来場者を盛り上げた。

 足利市出身の歌手堀優衣(ほりゆい)さん、本県出身のお笑いコンビ「U字工事」も登場し、会場を沸かせていた。

 家族で訪れた大平町牛久、ケアマネジャー葛生洋乃(くずうひろの)さん(50)は「若い人の活気を感じた。有名人も多く出演し、今までにない雰囲気の祭りだった」と笑顔で話した。