【宇都宮】北海道の町工場で宇宙ロケットなどを研究している植松努(うえまつつとむ)さんの講演会「思うは招く」が14日、JR宇都宮駅東口の交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」で開かれる。子どもたちの夢や挑戦を応援しようと、児童と生徒(高校生以下)の約150人を無料で招待する。
植松さんは地元の北海道で植松電機を起業。さまざまな宇宙開発プロジェクトに携わって全国の技術者や大学生を支援しており、ドラマ「下町ロケット」のモデルにもなったとされる。
企業・団体などの協賛金やチャリティーチケット(1万円、5千円)を販売し、無料招待分を賄う。医療機関や施設を利用して来場できない子どもたちに向けて、動画を配信する予定。講演会を上映する施設や団体も募集している。
講演の後は質疑応答の時間を長めに設ける予定。実行委員会の篠原悠太(しのはらゆうた)代表(26)は「やりたいことを見つけたい人、夢をかなえたい人にぜひ参加してほしい」と呼びかけている。
午後1時~4時半。チケットは一般2500円、大学生千円。無料招待の子ども用チケットも含めて、チケット販売サイト「Livepocket ticket」から購入できる。
(問)実行委ue.utsunomiya2024@gmail.com。