栃木銀行(仲田裕之(なかだひろゆき)頭取)は28日までに、手形・小切手の全面的な電子化に向け、7月1日に手形・小切手を発行する当座預金の新規口座開設を停止すると発表した。
既に口座がある顧客は、引き続き利用できる。また2027年4月以降を期日とする手形や小切手の代金取り立ての受け付けも同日以降、取りやめる。
政府が26年度までに手形・小切手の全面電子化を進める動きに応じた。電子化により利用者の管理事務の負担軽減や印紙代などのコスト削減を図る。代替手段としてインターネットバンキング「とちぎんビジネスダイレクト」や、電子記録債権「とちぎんでんさいネット」を案内している。