県内の交差点などに設置された約4300基の信号機のうち、2023年度末現在、耐用年数の19年を超え老朽化した信号機は803基あり、全体の2割近くに上ることが25日までに、県警のまとめで分かった。18年度以降は毎年800基台で推移し、高止まりしている。1970年代に大量設置した信号機が2度目の更新時期を迎えているためで、年間200基ほどを更新しても追い付かない現状がある。故障による滅灯などで交通事故を招く恐れもあり、県警は保守点検や修理を徹底している。
県警によると、県内の信号機の設置数は国が整備を推進した1970年度が387基だった。自家用車の急速な普及で需要が高まり右肩上がりで増加。2007年度に4千基を超えた。14年度の4440基が最多で以降は微減傾向にある。
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