【那珂川】町は17日までに、熱中症特別警戒アラート発表時などに住民が休憩で自由に使える指定暑熱避難施設「那珂(なか)よし涼(すず)み処(どころ)」として町内の施設10カ所を指定した。
指定されたのは、町役場や小川のすこやか共生館、馬頭・小川の両図書館、町観光センターなどの冷房設備が整っている施設。指定暑熱避難施設は主に「クーリングシェルター」と呼ばれているが、町は高齢化率が高い町の状況を踏まえて独自の名称にしたという。指定された施設には町のキャラクター「なかちゃん」やピクトグラムをあしらったA3判のマークが掲示されている。
福島泰夫(ふくしまやすお)町長は「アラート発表に関係なく、いつでも気軽に各施設を利用してほしい」と呼びかけている。