県教委は5日、2025年度県立高全日制課程の入試方法を発表した。入試を実施する58校112系・科のうち、一般選抜で調査書の評定よりも学力検査に比重を置くのは延べ58校107系・科でほぼ例年並み。
学力検査と調査書の評定の比重は「9対1」が8校8科、「8対2」が19校20科、「7対3」が11校17系・科、「6対4」が20校62科、「5対5」が3校5科。22校66科で集団面接を行うほか、馬頭高水産科のみ個人面接を実施する。
特色選抜の定員の割合は「30%程度」が39校85系・科、「20%程度」が17校21科、「10%程度」が4校4科。宇都宮東高は100%、小山南高スポーツ科は50%程度とした。
宇都宮清陵高普通科、真岡高普通科、黒磯高普通科はいずれも20%程度から30%程度に引き上げた。宇都宮東高と栃木高では、学校独自の試験を行う。
県立高再編計画に基づき、25年度から鹿沼南高普通科は募集を停止する。那須清峰高の機械科と機械制御科は機械システム科に改編する。
全日制の特色選抜の面接などは25年2月6、7日、一般選抜の学力検査は同3月6日に実施する。