【塩谷】町教委は29日、船生、玉生、大宮の3小学校と塩谷中の町内全小中学校を一つにし、小中学校一体となった学校をつくる「町学校設置基本構想(骨子)」を町議会全員協議会で示した。学校の形態は義務教育学校、小中一貫校のどちらかになる見通しで、2029年4月の開校を目指す。既存施設を生かしつつ、将来的に他の教育関連施設が整備可能な場所に設置する方針だ。
構想は、町内外の有識者らからなる「町学校規模適正化検討委員会」が2月に出した答申を受け、町教委が策定した。答申は児童生徒の減少に伴う対症療法的な学校の統廃合ではなく、「町だからこそできる県内唯一の新たな学校」づくりを提案。これらを受け、地域に根ざした学校、未来を創る人材の育成を教育理念に掲げている。
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