出荷が始まる露地栽培のギガンチウム

 【さくら】鹿子畑(かのこはた)の農業大森幹男(おおもりみきお)さん(73)方で、花きとして栽培するアリウムギガンチウムが紫色で球状のユニークな花を咲かせている。

 アリウムギガンチウムはユリ科ネギ属の植物で、別名「ハナネギ」と呼ばれている。小花が集まり球状の形をなしているのが特徴。

 大森さん方ではハウスと路地で約350株を栽培する。これから始まる露地物の出荷のため、準備作業を行っている。

 大森さんによると、今年は天候不順のため開花が遅れ気味という。花は道の駅きつれがわに出荷され、観賞用として販売される。