宇都宮市は21日、軽自動車税2336台分の納税通知書が未発送となっていたと発表した。同日、対象者に通知書を発送、納期限を6月5日に変更した。
市税制課によると、17日に市内の企業から納税通知書が届いていないと問い合わせがあった。印刷や発送を委託している業者に問い合わせたところ、20日に一部の車両に対する通知書が未発送となっていることが判明した。市は対象となるデータを業者にすべて渡していたが、業者側で印刷しきれず、通知漏れが生じたとみられる。
通知書が送られていなかったのは、個人158人の199台と法人18社の2137台。市の軽自動車税の課税対象台数は16万9388台。地方税法で納税通知書は納期限の10日前までに納税者に交付するとされるため、今回の対象者の納期限を当初の31日から延長した。
市は「原因究明を詳しく進める。市と業者の双方で確認するチェックリストの見直しなどで再発防止を徹底したい」としている。