【大田原】那須野ケ原一帯を一昼夜かけて歩く大田原高の伝統行事「85キロ強歩」が15日、紫塚3丁目の同校を発着点に始まった。ここ数年、新型コロナウイルス禍での中止や悪天候による打ち切りなどで本来の距離で実施できず、36回目を迎える今回は5年ぶりとなる完全踏破を目指す。青空が広がり絶好の強歩日和となった初日、完歩経験者が誰もいない1~3年の生徒557人が、伝統行事に臨む強い決意と悔し涙を浮かべた先輩の思いを胸に、スタートを切った。
85キロ強歩は校訓「質素堅実」にふさわしい精神力と体力を育むことが狙い。コロナ禍の影響で2020、21年は中止、22年は35キロに距離を短縮して行った。昨年は悪天候により約22キロ地点での打ち切りを余儀なくされた。
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