東京鉄鋼が7日発表した2024年3月期連結決算は、売上高が前期比0・5%増の796億1700万円、経常利益が2・3倍の114億1200万円、純利益が2・1倍の78億8700万円の増収増益だった。
鉄筋の販売量は減少したが、出荷製品の価格が上昇したことで売上高は微増した。販売管理費などのコスト削減にも取り組み、利益が増加した。1株当たりの期末配当は前回1月公表時から40円増配し220円。年間配当は270円となる。
25年3月期の連結業績予想は売上高が3・6%増の825億円、経常利益が12・4%減の100億円、純利益が12・5%減の69億円。原材料の価格上昇を見込んだ。1株当たりの年間配当は235円。