ブレックス-パルチザン戦 ブロックをかいくぐりシュートを決めるブレックスのアタナソフ(左)=バンバ市民広場

 3人制バスケットボールの国際ツアー開幕戦「FIBA3x3(スリーエックススリー)ワールドツアー宇都宮オープナー2024」予選リーグが27日、宇都宮市の二荒山神社前のバンバ市民広場で行われた。開催都市枠の宇都宮ブレックスは、初戦で世界ランク3位のアムステルダム(オランダ)に19-21で敗れたが、同6位のパルチザン(セルビア)に21-19で勝ち、プール2位で2年連続の決勝トーナメント進出を決めた。

 アムステルダムとの初戦は残り5秒、19-19の同点からファウルで与えたフリースローを2本決められノックアウト負け。パルチザンとの2戦目もお互いに譲らず残り1分35秒で19-19の同点。その後テオドール・アタナソフとペター・シューカーのセルビア人コンビが連続得点を挙げ、ノックアウト勝利を収めた。

 決勝トーナメントは28日に同所で行われ、ブレックスは午後1時から、準々決勝で大会2連覇中の世界ランク1位、ウーブ(セルビア)と対戦する。

汚名返上へ主将発奮

 2年連続で決勝トーナメント進出を決めた宇都宮ブレックス。主将斉藤洋介(さいとうようすけ)は「ファンの皆さんがつくってくれた最高の雰囲気が、気持ちを奮い立たせてくれた」と破顔した。