中南米の民族楽器を奏でる出演者

 【宇都宮】中南米の民族音楽を楽しむ「とちぎJフォルクローレ フェスティバル」が21日、江野町のオリオンスクエアで開かれ、街ゆく人たちが異国情緒あふれるアンデスの音色に聴き入った。

 フォルクローレはスペイン語で民謡などの意味を持ち、笛の一種のケーナやサンポーニャ、弦楽器のチャランゴといった民族楽器を組み合わせて演奏する。

 「とちぎにJフォルクローレを広める会」が主催し今年で3回目。北関東3県をはじめ、東京都や埼玉、福島県から計12グループが出演し「コンドルは飛んで行く」などの名曲を披露した。両親に連れられて訪れた清原北小6年平井一真(ひらいかずま)さん(11)は「楽しそうな曲が多かった。もっと調べていつか現地で聴きたい」と話していた。

 会場には中南米の民族楽器や雑貨、ペルーの料理や菓子などを販売するブースも並んだ。