【鹿沼】口粟野の城山公園で、ヤマツツジが咲き始めた。間もなく見頃を迎え、20、21両日には、春恒例の「あわの城山つつじまつり」が開催される。
約4万平方メートルの敷地内にヤマツツジ約2万本が群生する。18日現在、六分咲きほどで、今週末には見頃を迎える見込みという。シダレザクラやクルメツツジなども咲いており、山肌をピンクや紫、白に染めている。
祭りは地元住民でつくる「ふるさとあわのづくり協議会」が主催。20日は午前9時半からオープニングセレモニーを行い、粟野保育園の園児が合唱を披露する。同10時半から、地元養鶏場の卵6個入り1パックを先着100人に無料で配布する。
同11時と午後2時半の2回、バルーンパフォーマーのさくらさん、同1時半からは粕尾地区出身の演歌歌手小又由香(おまたゆか)さんが、それぞれステージショーを行う。会場には、粟野そば会などの飲食ブースも出店される。
協議会事務局のある粟野商工会の担当者は「ツツジが久々にきれいな花をつけてくれて安心した。イベントとともに散策も楽しんでほしい」と話している。