日赤県副支部長の岩佐氏(右)に救援募金の目録を手渡す若菜社長=11日午前、宇都宮市若草1丁目

日赤県副支部長の岩佐氏(右)に救援募金の目録を手渡す若菜社長=11日午前、宇都宮市若草1丁目

日赤県副支部長の岩佐氏(右)に救援募金の目録を手渡す若菜社長=11日午前、宇都宮市若草1丁目 日赤県副支部長の岩佐氏(右)に救援募金の目録を手渡す若菜社長=11日午前、宇都宮市若草1丁目

 下野新聞社は11日、「下野新聞・能登半島地震救援募金」に個人や企業・団体から寄せられた浄財計7761万6653円(預金利子を含む)を、日本赤十字社県支部(宇都宮市若草1丁目)に寄託した。石川、富山、新潟、福井の4県を通じて被災者のために役立てられる。

 若菜英晴(わかなえいせい)社長が同日、同支部を訪れ、県保健福祉部長で日赤県副支部長の岩佐景一郎(いわさけいいちろう)氏に目録を手渡した。

 贈呈式で若菜社長は「被災地の力になりたい県民がたくさんいた。現地の再建は長い道のりなので、復興に役立ててほしい」と託した。岩佐氏は「多くの県民の方から寄付をいただきありがたい。温かい気持ちとともに浄財を適切に現地の被災者に届ける」と謝辞を述べた。

 募金は1月22日~3月29日までに、個人や企業・団体から計943件寄せられた。