【小山】小山広域保健衛生組合は29日までに、塩沢の中央清掃センター敷地内に整備する「第2期エネルギー回収推進施設(ごみ焼却施設)」の建設工事に着手した。新施設は日量180トンのごみ処理能力があり、廃熱を利用して約4300世帯分に相当する年間1万7千メガワット時の電力を発電する。総工費は約405億円で、2027年春の稼働開始を目指す。
同センターは小山、下野、野木の3市町のごみを受け入れ、現在は70トンと160トンの焼却施設が稼働している。160トン施設は1986年に竣工(しゅんこう)し、老朽化が目立つため2期に分けて施設の整備を進めている。
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