【鹿沼】「大芦川流域における生活環境等の保全に関する条例」が4月に施行されるのを前に、市は20日、睦町の文化活動交流館で条例の周知を図る看板の制作イベントを開いた。
同条例は清流の大芦川で指定区域・時間帯のバーベキューなどを禁じる。イベントには親子連れら7人が参加した。
看板のテーマは「環境保全」。看板の板材には市が保管し廃棄前だった昨秋の市議選のポスター掲示板(横2・5メートル、縦1・8メートル)を再利用した。参加者は山や川、クマ、魚など豊かな自然に恵まれた大芦川のシンボルを色鮮やかに描き込んだ。市が今後、条例の内容を加筆する。
北小2年福田凛奈(ふくだりんな)さん(8)は「好きなウサギの絵を描けて楽しかった」と笑顔を見せた。市地域課題対策課の大場隆光(おおばたかみつ)課長は「手作りの看板は訴える力が強い。条例を守るきっかけになれば」と期待を寄せた。
イベントで作った2枚を含めた計11枚を川沿いの観光客が集まる地点に掲示する。
全文439文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く