ファンを前に今季の活躍を誓うブリッツェンの選手=宇都宮市内

 自転車ロードレース宇都宮ブリッツェンのチームプレゼンテーションが17日、宇都宮市内で行われ、約150人のファンやスポンサーの前で西村大輝(にしむらひろき)監督と選手が今季の意気込みを語った。

 「ツール・ド・台湾」で負傷し、現地で治療中の谷順成(たにじゅんせい)主将、現役競輪選手の坂井洋(さかいよう)を除く9人が参加。谷主将は「今年はすごく面白いチームになる。新しい歴史を皆さんとつくりたい」とビデオメッセージを寄せた。

 長年チームを支えた選手が去り、新しく6人が加わった今季。運営会社「サイクルスポーツマネージメント」の柿沼章(かきぬまあきら)社長は「『随分顔ぶれが変わったね』と言われるが、地域とともにチームがあることに変わりはない」と強調。ブリッツェンの広瀬佳正(ひろせよしまさ)ゼネラルマネジャーは「国内だけでなくアジアナンバーワンを目指す。宇都宮をアジア一にする足がかりとする1年にしたい」と意気込んだ。

 この日は選手のトークショーなども行われ、宇都宮大付属小1年の国井喜理人(くにいきりと)君(7)は「どのレースでも1位になれるように頑張ってほしい」と話していた。