上神主・茂原官衙遺跡から出土した刻書瓦(宇都宮市教委、上三川町教委提供)

国の登録有形文化財に内定した桜町二宮神社

上神主・茂原官衙遺跡から出土した刻書瓦(宇都宮市教委、上三川町教委提供) 国の登録有形文化財に内定した桜町二宮神社

 文化審議会(佐藤信(さとうまこと)会長)は15日、宇都宮市と上三川町にまたがる上神主(かみこうぬし)・茂原官衙(かんが)遺跡から出土した刻書瓦など全国36件の美術工芸品を重要文化財に指定、真岡市の桜町二宮神社本殿、拝殿および幣殿など121件の建造物を登録有形文化財に登録するよう盛山正仁(もりやままさひと)文部科学大臣に答申した。近く答申通り告示される見通し。県内の重要文化財(美術工芸品)は125件、登録有形文化財(建造物)は270件になる。