男女間の家事負担の割合

 栃木県内の子育て世代の夫婦を対象に男女の家事負担割合を尋ねたところ、女性の77・4%が7割以上負担していると回答したことが20日までに、県が実施したアンケートで分かった。女性の回答で最も多かったのは「9割」で28・6%だった。一方で男性側は「2割」が最多で、家事負担が女性に大きく偏っている実態が改めて浮き彫りになった。

 アンケートは昨年12月にウェブで実施し、県内在住の20~40代の498人が回答。このうち同居する既婚の383人分(女性315人、男性68人)を集計した。

 女性の家事負担割合は「9割」に次いで、「8割」が20・6%、「7割」18・7%、「6割」10・2%と続いた。「10割」は9・5%だった。男女が均等の「5割」は4・4%にとどまった。