建て替えられたおもちゃのまち交番の開所式

 【壬生】建物の老朽化に伴い建て替えられた緑町3丁目の栃木署おもちゃのまち交番の開所式がこのほど、同交番で行われ、吉田学(よしだまなぶ)署長や小菅一弥(こすげかずや)町長ら約30人が完成を祝った。

 同交番は1989年、国谷、安塚、おもちゃのまちの3駐在所を統合し、おもちゃのまち警察官派出所として設置され、94年に交番となった。建て替え工事は昨年10月に始まり、12月下旬に完成して業務を開始した。

 新交番は木造2階建て約75平方メートル。約7千世帯を管轄し、7人が交代で24時間勤務する。交番正面の「おもちゃのまち交番」の表記は、最寄りの東武おもちゃのまち駅前のモニュメントや、とちぎわんぱく公園の施設の色使いに寄せ、カラフルでポップな字体のデザインにしたという。

 式典で吉田署長は「地域に溶け込み、皆さまに信頼され親しまれる交番になるよう、勤務員一同熱い気持ちを持って勤めていく」とあいさつ。小菅町長は「交番を中心に安心安全なまちづくりをしてほしい」と話した。