再展示が始まったカピバラ

再展示が始まったカピバラ

再展示が始まったカピバラ 再展示が始まったカピバラ

 【大田原】佐良土の県なかがわ水遊園は27日、カピバラの展示を再開した。那須どうぶつ王国から無期限貸与された4歳の雄「ミチル」1頭で、新たなアイドル的存在として期待される。

 同園のカピバラ展示は4頭目。昨年8月に「茶々丸」が老衰で死んで不在となって以降、来園者から再展示を望む声が多く寄せられていた。

 ミチルはアマゾン大水槽の飼育スペースで展示されている。飼育員の岩崎勇人(いわさきゆうと)さん(25)によると、メンテナンス休園中の23日に飼育が始まり、手から餌を食べるようになるなど徐々に慣れてきているという。

 この日、陰に隠れていたミチルは来園者たちに慣れてきたのか、夕方には人前に出て腹ばいになるなど愛らしいしぐさを見せていた。家族4人で来園した茨城県つくばみらい市山王新田、主婦大島(おおしま)ゆきのさん(32)は「以前見たのより大きい。ふわふわしていて愛くるしい」と目を細めていた。